2010年4月20日火曜日

中学生のための手づくりアニメ教室開催


12月5日大泉第二中学校の図書室で練馬区青少年育成大泉東地区委員会主催のアニメ教室が開催され、ミュージアムの会が講師を担当しました。
 夏の終わりのころに主催者の方から「アニメーションの作り方の解説とその実践ができる講座を実施したい」との相談を受け、2回の打ち合わせで、中学生が1日で体験できるものとして、キットを使ったロールアニメとおどろき盤づくりに決めました。
 当日は20名近い育成委員の方々が準備に関わり、私たちは講師に専念できるものでした。会長挨拶、校長先生(副校長が代理)挨拶、講師陣の紹介があり、配布してある図表をもとにアニメーション作りの工程を説明することからアニメ教室をスタートさせました。
 あらかじめ申し込みを受け付けている19名の中学生が対象ですが、たくさん参加している委員の方々にも体験してもらうことにしました。 午前中の約1時間半は2枚の絵で動きを表現するロールアニメ。最初はなかなかアイディアがまとまらず、作品ができて来ません。30分ほどして大人の方の第1号作品ができ、大型スクリーンで動きを表示すると動きの楽しさに拍手が沸き、委員の母親についてきた4歳くらいの女の子に大ウケ。 たちまち会場の雰囲気が明るくなって、次々と作品が仕上がって来ます。さすがに「申し込んだ人たち」だけにどの作品も良くできていました。

 昼はおにぎり弁当と役員の方が作った「せんべい汁」をいただき、しばしの休憩時間に、以前のアニメフェスティバル作品コンクールで受賞したDVDの映像を流し、時間をかければこんな作品も作れることを見てもらいました。
 午後はおどろき盤づくりを2時間。12コマでエンドレスになる絵づくりは、発想の飛躍が必要ですが優れた作品もたくさんできて来て大いに楽しみました。こちらはスクリーンに表示できないので、鏡を覗きこんで見てもらうしかありません。映像にして大勢が一緒に見ることの楽しさをあらためて実感していました。
(2009年12月 会報NO127より)

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