2007年9月15日土曜日

10月18日「すばらしいアニメーションの世界」鑑賞研究会 その8

わたしが見て来た

中国アニメーションの世界

講 師 持永伯子さん(ジャーナリスト)

持永伯子さんは、中国アニメーションの父として著名な持永只仁氏の長女として生まれました。幼い頃を、日本の敗戦から新中国誕生までの激動期を中国で過ごし、53年に帰国。

帰国してからも父只仁は、その生涯を日本と中国アニメーションの発展に捧げます。成人した持永さんは、日中友好の活動に参加しながら父とともに、中国アニメーション界をはじめとする中国映画界の人々との親交を温めて来ました。

  持永さんは今回の講師を大変快く受けてくださり、ドキュメント「新中国映画の揺籃」と中国初の人形アニメ「皇帝梦(皇帝の夢)」のビデオを持参し紹介して下さいます。世界を驚愕させた水墨画アニメーション誕生につながる背景には、父、持永只仁氏をはじめとする旧満州映画協会の日本人たちの活躍があったことや、中国のアニメーション界の現在の様子も語って下さいます。(有原誠治)         

鑑賞作品 
記録映画「新中国映画の揺籃」 (25分)1981

短編アニメ「皇帝梦(皇帝の夢)」1947 監督 持永只仁                          新中国初の人形アニメ(写真)

短編アニメ「牧 笛」 (20’)1963年  監督 特 偉                        水墨画アニメーションの名作 





日 時 10月18日(木)夜6時45分~9時15分 

参加費 500円 (資料代とお茶代)

会 場  練馬区谷原出張所コミュニティ室

 

★参考文献  「持永只仁自伝 アニメーション日中交流記」
東方書店 2381円






主催                NPOアニメ-ションミュージアムの会 
※お問合せは Email:animamuseum@gmail.com
177-0033 練馬区高野台1-7-20         プレステビル101 FAX 03-3995-2177 
    

★ チラシとしてプリントする方はこちらから  A4サイズできれいにプリントできます。           

2007年9月12日水曜日

アニメミュージアムの会のお知らせ 07年 9月号

 9月号はこの夏の充実した活動を反映し、盛りだくさんの内容です。
このページではその主だった内容を拾って紹介します。

 「ふるさと文化館」展示検討委員会終了
6月15日から始まった展示内容検討委員会は「練馬の自然と産業」分科会、「歴史・民族系」分科会の2つに分けて、それぞれに「どんな展示にすれば来館者が興味を持ち、楽しく学べるか」をテーマに話し合い、8月29日に第6回目を終えて終了しました。

ねりたんアニメカーニバル 
8月4日練馬文化センター全体を使ってのアニメカーニバルは、当会報7月号でお知らせした、各催しに約8500人の方々が参加され、それぞれにステージや体験コーナーを楽しみました。
その感想文を会員の中島礼子さんは「大人も楽しめた」と投稿してくださいました。


第6回作品鑑賞会 フランス編その2
 第6回目となる8月22日はフランスの長編アニメ「ベルヴィル・ランデブー」。大人向けのアクの強いキャラクター達がアメリカ文化を皮肉ったサスペンスドラマ。デフォルメのしかたが面白くアニメート技術の高い秀作です。内容については山岸さんの感想文でどうぞ。




戦争アニメを見て平和を考える研究会
 8月11日(土)18:30~ サンライフ練馬練馬を会場に表記の研究会を行い、靖国神社のPR映画『誇り』、第2次世界大戦の最中に作られた『お猿の三吉~防空戦』(3分、1942年 片岡芳太郎)、『空軍力の勝利』(70分 1943年 ウォルトディズニー 日本未公開)を見て討論しました。 参加者は52名。



お薦めの作品として、『アズールとアスマール』(フランス:ミッシェル・オスロ監督)を会員の桜井芳幸さんが紹介しています。また、山村浩二さんの新作『カフカ 田舎医者』を紹介する伊藤裕美さんの一文を掲載しています。


 お知らせ9月号の全文はこちらをクリックしてください。





2007年9月5日水曜日

世界のアニメーションを紹介するページです

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