2009年4月3日金曜日

「ふるさと文化館」事業活動検討懇談会と                オープニング展示へアニメからの提言


 2010年3月開館予定で建設が始まっている「ふるさと文化館」の準備の一環で、オープン記念の特別展と開館初年度の展示や催しなどのアイディアを募る、事業活動検討懇談会が3回にわたって開かれ、練馬の様々な文化の歴史をたずね体験するプランが提案されました。
 館は大きく分けて、来館者の導入部(観光的視点での練馬の紹介)と、深く学ぶ常設の行動展とで構成されていて、常設展示の部分は、江戸時代以前、江戸期、昭和の練馬の生活様式、アニメ撮影台展示のコーナーで構成され、単に見るだけでなく触れて体験できる展示となります。館外に古民家(地主の家)も移築され、昭和初期で復元し調度・備品などもそれに合わせます。
これらと企画展示場を有機的に関係付けて 「練馬の食と農」 「練馬の伝統文化」 「練馬の多様な近代文化」(アニメーションが柱の一つ)の視点からそれぞれの企画展や日常の催しを検討するものです。
 事業活動検討懇談会では、出席者が自分の関心ごとでやってみたいこと、やれそうなことをアイディアとして出し合い、それを区の担当者「ふるさと文化館開設準備員」がまとめ、具体化させるのです。
 アニメーションの分野として
オープニング展示には「日本のアニメーション史~その起源から明日へ~」
を、  初年度の年間展示やイベントでは ーーーーーー
「マルチプレーン撮影台の力(A.映像と実演による解説B.画面効果の体験)」
「自分の絵を動かしてみよう(キットなどによるアニメおもちゃ工作)」
「アニメ作品を作ろう (絵、粘土、毛糸、人形など様々な素材で
               自分のアニメーションを作ろう、など)」
「パソコンアニメの色ぬりとお絵かき教室」
「映画館やテレビではめったに観られないアニメの上映会」
などを提案しました。                  (08年7月 村松)
  

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